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水が止まらない方へ ─ 元栓の閉め方 (タップで手順を表示)

まず、水を止めましょう。

元栓を閉めれば水は止まります。
壊れません。工具も要りません。

原因を調べるのは止めてからで大丈夫です。

そのまま真似してください。作業時間は1〜2分です。

01 水道メーターを探す

敷地内の地面にある、フタ付きの箱を探してください。

水道」「量水器」と書いてある、水色こげ茶色のフタです。

多い場所:玄関まわり、門柱の近く、駐車場の端。

見つからないとき → 車の下、植木鉢・物置の下を確認。

玄関横のパイプスペース(扉付きの収納)を開けてください。

または共用廊下のメーターボックス(部屋番号が書いてあります)。

フタを開けると、あなたの部屋の水道メーターがあります。

⚠ ガスの元栓と間違えないでください。
「水道」「量水器」と書かれたフタの中にあるものが水道です。

02 元栓を閉める

メーターのすぐそばにあるハンドルを、
時計回り(右)に回す → 水が止まります。

工具は不要です。素手で回せます。

ハンドルが固くて回らない場合 → タオルを巻いて試してください。
それでも回らなければ、無理に力をかけず、お住まいの地域の水道局に連絡してください。
破損させると修理費が高額になることがあります。

03 止まったことを確認する

水の勢いが止まる、または弱くなった

床に広がっていた水が増えなくなった

ここまでできれば、被害は止まっています。

原因の特定や修理の判断は、落ち着いてからで問題ありません。

マンション・アパートで天井から水が出る場合

上の階からの水の可能性があります。
あなたの部屋の元栓を閉めても止まらないことがありますが、異常ではありません

① まず自分の部屋の元栓を閉める

② 管理会社・管理人に連絡する

賃貸の場合は、修理の手配も含め管理会社への確認が必須です。

それでも止まらない場合

元栓を閉めようとしたが、水が止まらなかった (場所が分からない・閉めたのに止まらない)
今も水が出続けている、または被害が広がっている

対応エリア

東京都 ・ 埼玉県 ・ 千葉県 ・ 神奈川県

上記エリア外の場合は、お住まいの地域の水道局にご相談ください。

上の項目をすべてチェックすると、連絡先が表示されます。

元栓の場所や操作で困っている場合も対応できます。

状況を写真で送っていただくと、判断が早くなります。

写真を送って、今やることを聞く

元栓の写真を送れば、閉め方をお伝えします

水が止まらない・被害が出ている場合(050-3479-4160)

このまま伝えてください

「元栓を閉めたが水が止まらない」

元栓を閉めれば、ほとんどのケースで水は止まります。
壊れません。迷ったらまず閉めてください。

止めたあとのことは 応急処置ガイド → で確認できます。

記事責任: 森本 崇寛 (Solstice One合同会社)

触っていいこと、
触らない方がいいこと。

これは修理の手順書ではありません。
「自分でできる範囲」と「手を出すと悪化する範囲」の境界線を、場所ごとに整理したものです。

このページは、修理を勧めるためのものではありません。
水まわりのトラブルが起きたときに
「自分でできること」と「触ると悪化すること」
を判断するための材料だけを整理したページです。

判断の軸は3つだけ

  1. 止められるか ─ 止水栓や元栓で被害を「固定」できるか
  2. 広がるか ─ 触らなくても悪化し続ける状態か
  3. 自分だけで完結するか ─ 工具や部品交換が必要ないか

3つすべてに「大丈夫」と言えるなら、応急処置で対処できる可能性が高いです。ひとつでも不安があれば、無理せずプロに相談してください。

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水まわりのトラブルは「止水栓を閉める」「無理に流さない」が応急処置の基本です。ただし場所と症状の組み合わせにより、触っていい範囲と触ってはいけない範囲が異なります。このページでは場所別に「自分でできること」と「プロに任せるべきポイント」を整理しています。

水のトラブルが起きたとき、最初にやるべきことは「被害の拡大を止めること」です。

しかしその次に何をするかは、場所と症状によって大きく変わります。良かれと思ってやったことが、かえって被害を広げてしまうケースは少なくありません。

下の場所を選んでください。あなたの状況に合った判断の手順が表示されます。

まず確認:どこで起きていますか?

場所を選ぶと、症状ごとの判断フローが表示されます。

🚽
トイレ
水が止まらない・つまり
便器周りの水漏れ
🍳
キッチン・台所
蛇口の水漏れ
排水つまり・シンク下
🛁
浴室・お風呂
シャワー水漏れ
排水つまり・悪臭
🪥
洗面所・洗濯機
蛇口の水漏れ
洗濯排水のつまり
🌳
屋外・外回り
桝のつまり
敷地内の漏水
🔥
給湯器
お湯が出ない
本体からの水漏れ

トイレの判断フロー

トイレのつまりは「もう一度流す」が最もやってはいけない行為です。まず水位を確認し、止水栓を閉めてから状況を整理してください。

便器内にチョロチョロ水が流れ続ける場合

1 タンクのフタを開けてください
タンク上部のフタは置いてあるだけです。持ち上げて横に置いてください。陶器製なので、割れないよう注意してください。手洗い付きのフタは、給水ホースが繋がっている場合があります。
2 水の流れ方を見てください
タンク内の水面は安定していますか? 中央に立っている管(オーバーフロー管)の上から水が溢れていませんか?
3 底のゴム栓を確認してください
タンク底にある黒いゴム栓(フロートバルブ)が見えます。ゴム手袋をして、指でそっと持ち上げて戻してみてください。触ったとき、指に黒い色がつくかどうかも確認してください
判断ポイント
タンクのフタを開けて中を確認できましたか?
ゴム栓(底の黒いゴム)を触ると手が黒くなりますか?
中央の管(オーバーフロー管)の上から水が溢れていますか?
🔧
写真で状況を確認させてください
現場の状態を見ないと正確な判断が難しい状況です。トイレの全体像と、水が出ている箇所のアップの写真をお送りください。
部品交換が必要
ゴム栓を触ると手が黒くなる
フロートバルブが劣化しています。交換が必要です。止水栓を閉めれば被害は止まりますが、部品を交換しない限り再発します。
部品交換が必要
オーバーフロー管から水が溢れている
タンク内の給水制御(ボールタップ)に問題がある可能性があります。水位が下がらず、管から溢れ続ける状態です。
状況確認が必要
ゴム栓を戻したら一時的に止まった
ゴム栓の密着不良です。一時的に止まりますが、ゴムの劣化が進んでいるため再発します。
応急処置:止水栓を閉める
タンクから壁や床に向かって伸びている管の途中にある止水栓を時計回りに閉めてください。これでタンクへの給水が止まります。マイナスドライバーで回すタイプと、ハンドル式のタイプがあります。固くて回らない場合は無理に力を加えないでください。破損のリスクがあります。

トイレがつまった・流れない場合

1 水位を確認してください
便器の中の水位は通常より高いですか? あふれそうな場合は、まず止水栓を閉めてください
2 何が原因か心当たりはありますか?
トイレットペーパーを大量に流した → 溶ける可能性があります。
異物(スマホ・おもちゃ・生理用品等)を落とした → 見える位置にあるかどうかを確認します。
心当たりがない → 配管側の問題の可能性があります。
3 5分間待って水位を観察してください
水位が少しずつ下がっているかどうかを見てください。下がっていれば、詰まりが部分的に解消される可能性があります。
判断ポイント
何が原因だと思いますか?
水位は少しずつ下がっていますか?(5分間観察)
落とした物は手で届く位置にありますか?
手袋をして取り除いてください
ゴム手袋をして、異物を取り出してください。スッポン(ラバーカップ)は使わないでください。押し込むと奥に入り込みます。
取り出せない場合はLINEで写真を送ってください
🔧
つまりが解消されていません
ペーパーが溶けきらない量か、管内に別の原因がある可能性があります。これ以上水を流さず、止水栓を閉めてください。
様子見で改善の可能性あり
ペーパーの大量流し + 水位が少しずつ下がっている
トイレットペーパーが溶けて流れる可能性があります。30分〜1時間そのまま待ってください。その間、絶対にもう一度流さないでください。
便器の脱着が必要な場合があります
異物を落とした + 手で届かない位置に入った
見えない位置に入り込んだ異物は、無理に押し込むと配管内で詰まります。スッポン(ラバーカップ)で押し込まないでください。便器を外して取り出す作業が必要になる場合があります。
配管調査が必要
心当たりがない + 水が引かない
便器より奥の排水管に原因がある可能性があります。配管内部の調査が必要です。
やってはいけないこと
もう一度流す ── 水位がさらに上がり、あふれます。
熱湯を流す ── 便器は陶器です。急激な温度変化で割れることがあります。
スッポンを強く押し込む ── 異物が奥に入り込み、取り出せなくなります。

築20年以上のお宅では、排水管が鉄管や陶管の場合があります。これらの配管に強い圧力をかけると破損するリスクがあります。配管の素材が分からない場合は、無理をしないでください。 → 築年数別のリスクを確認する

応急処置:止水栓を閉める + 流さない
水があふれそうな場合は止水栓を閉めてください。水位が下がるのを待つ間は、トイレを使わないでください。

便器の周り・床に水が出ている場合

1 水の温度を確認してください
出ている水は冷たいですか? 温かいですか? 冷たい水の場合、結露の可能性があります
2 タンクの外側を触ってみてください
タンク表面がびっしょり濡れている場合、それは結露です。特に夏場や湿度が高い日に起こります。
3 水がどこから広がっているか確認してください
便器の真下(床との接地面)からか、タンクの下からか、止水栓の接続部からか。発生箇所によって対処が変わります。
判断ポイント
タンクの外側を触ってみてください。濡れていますか?
床に出ている水は冷たいですか?
水はどこから出ていますか?
故障ではありません
タンク表面が濡れている + 冷たい水が床に垂れている
結露です。換気扇を回す、窓を開ける等で改善します。故障ではないため、修理は不要です。
タンク内部の点検が必要
タンクの下部からにじみ出ている
タンク内部の防露材が劣化している可能性があります。防露材の劣化は進行するため、タンクの交換が必要になる場合があります。
便器の着脱が必要
便器の真下(床との接地面)から水が出ている
便器の設置部分に問題がある可能性があります。排水接続部のパッキン劣化や、設置のゆるみが考えられます。
接続部の修理が必要
止水栓の接続部から水が漏れている
止水栓と給水管の接続部のパッキンが劣化している可能性があります。工具と部品が必要な作業です。

キッチン・台所の判断フロー

キッチンの水漏れは「蛇口の先端から」と「シンク下から」で対処が異なります。排水のつまりでは、完全に詰まった状態で薬品を使うことは避けてください。

蛇口から水がポタポタ漏れる場合

1 蛇口のタイプを確認してください
ハンドルが2つ(お湯と水で別々)→ 2ハンドル混合水栓
レバーが1つ → シングルレバー混合水栓
2 水が漏れている場所はどこですか?
吐水口(水が出る先端)からポタポタ
ハンドルやレバーの付け根から
蛇口と壁(または天板)の接続部から
3 きつく閉めると止まりますか?
ハンドルをいつもより強く閉めてみてください。シングルレバーの場合はレバーを完全に下げてください。
判断ポイント
ハンドル(レバー)をいつもより強く閉めると水は止まりますか?
今すぐの修理は不要
きつく閉めると止まる
内部パッキンまたはカートリッジの劣化初期です。今すぐの修理は必要ありませんが、放置すると悪化します。 → 放置するとどうなるか確認する
部品交換が必要
きつく閉めても止まらない
蛇口の内部部品が劣化しています。分解して部品を交換する作業が必要です。
接続部の修理が必要
ハンドルの付け根 or 壁との接続部から漏れている
接続部のパッキン劣化、またはネジ部分の摩耗が考えられます。壁内の配管に関わる場合は専門知識が必要です。
応急処置:シンク下の止水栓を閉める
シンク下の扉を開けると、給水管に止水栓があります。ハンドル式またはマイナスドライバーで回すドライバー式があります。見つからない場合は元栓を閉めてください(建物全体の水が止まります)。

シンク下から水漏れが見つかった場合

1 シンク下の扉を開けて確認してください
懐中灯(スマホのライトでOK)で照らして、どこから水が出ているかを確認してください。
2 漏れている場所を特定してください
排水トラップ(S字やP字に曲がった管)の接続部
給水管・給湯管の接続部
排水ホースが外れている
3 漏れは常時ですか? 水を使ったときだけですか?
水を使ったときだけ漏れる → 排水系の問題の可能性が高い。
常時漏れている → 給水系の問題の可能性があります。
判断ポイント
シンク下を開けて確認してください。どこから漏れていますか?
自分で対処可能
排水ホースが外れているだけ
排水ホースを排水口に差し直してください。テープ等で固定すると抜けにくくなります。
条件付きで対処可能
排水トラップの接続ナットが緩んでいる
手で締まるナットなら、時計回りに締めてください。工具は使わないでください。それでも漏れる場合はパッキンの劣化です。
修理が必要
給水管から常時漏れている
給水管からの漏水です。止水栓を閉めて被害拡大を止め、修理をご依頼ください。
交換が必要な場合があります
蛇口の真下(天板の裏側)から漏れている
蛇口本体の劣化、または取付部の問題が考えられます。蛇口の交換が必要になる場合があります。

排水がつまった・流れが悪い場合

1 排水口のゴミ受けを見てください
排水口のゴミ受け(バスケット)に油脂や食べカスが溜まっていませんか?
2 ゴミ受けを掃除してから水を流してください
ゴミ受けを取り出し、中のゴミを捨て、水を流してみてください。これで改善するか確認します。
3 それでも流れが悪い場合
シンク下の排水トラップ以降に油脂が蓄積している可能性があります。自分で排水管を分解する必要はありません
判断ポイント
排水口のゴミ受けを掃除して水を流してみましたか?
掃除後、流れはどうなりましたか?
👆
まずゴミ受けを掃除してみてください
排水口のゴミ受け(バスケット)を取り出し、中のゴミを捨て、水を流してみてください。これで改善するか確認してからもう一度お答えください。
自分で対処可能
ゴミ受け掃除で流れが改善した
日常的な汚れの蓄積です。定期的にゴミ受けを掃除してください。油脂を直接排水口に流さないことが予防になります。
高圧洗浄が必要な場合があります
掃除しても流れが遅い
排水管内部に油脂が蓄積している可能性があります。管内部の清掃には専用機材が必要です。
被害拡大を防いでください
完全に流れない + 逆流している
排水管の本格的なつまりです。これ以上水を流さないでください。逆流した水で床が浸水するリスクがあります。
やってはいけないこと
完全に詰まった状態で薬品(パイプクリーナー等)を流す ── 効果がなく、管内に薬品が滞留します。作業員が後から対処する際にも危険です。
ワイヤー(トーラー)を自分で入れる ── 配管を傷つけるリスクがあります。特に築20年以上の鉄管では厳禁です。

浴室・お風呂の判断フロー

浴室で最も多いトラブルは排水のつまりと蛇口の水漏れです。シャワーヘッドから水が垂れる場合、故障ではないケースがあります。

シャワーや蛇口から水漏れがある場合

1 シャワーヘッドを下向きにしてみてください
使用後にシャワーヘッドから水が垂れる場合、ヘッド内に残った水が出ているだけの場合があります。ヘッドを下向きにして30秒待ち、止まるか確認してください。
2 漏れている場所はどこですか?
シャワーヘッド本体からか、ホースの接続部からか、蛇口(水栓)本体の付け根からか、壁との接続部からかを特定してください。
判断ポイント
シャワーヘッドを下向きにして30秒待ってください。止まりましたか?
漏れている場所はどこですか?
故障ではありません
ヘッドを下向きにしたら止まった
ヘッド内の残り水です。故障ではないため、修理は不要です。使用後にヘッドを下向きに置く習慣で防げます。
パッキンまたはホースの交換が必要
ホースの接続部から漏れている
ホースまたはパッキンの劣化が考えられます。部品交換が必要です。
内部部品の交換が必要
水栓本体の付け根や切替レバー周りから漏れている
内部バルブ部品の劣化が考えられます。分解には専用工具が必要です。
壁内配管の可能性
壁との接続部から漏れている
壁内の配管接続に問題がある可能性があります。壁内を触る作業は専門知識が必要です。

排水のつまり・流れが悪い場合

1 排水口のヘアキャッチャーを見てください
排水口のフタを外すと、ヘアキャッチャー(髪の毛を受ける網状の部品)があります。髪の毛や石けんカスが溜まっていませんか?
2 ヘアキャッチャーを掃除して水を流してみてください
溜まった髪の毛やゴミを取り除き、水を流して改善するか確認します。
3 排水トラップを外せるか確認してください
ヘアキャッチャーの下に、筒状のトラップ部品がある場合があります。反時計回りに回すと外れるタイプがあり、中に髪の毛の塊が溜まっていることがあります。
判断ポイント
ヘアキャッチャーを掃除して水を流してみましたか?
排水トラップ(筒状の部品)を外して掃除してみましたか?
👆
まずヘアキャッチャーを掃除してください
排水口のフタを外してヘアキャッチャーの髪の毛やゴミを取り除き、水を流してみてください。改善するか確認してからもう一度お答えください。
🔧
写真で状況を確認させてください
排水口の写真を送っていただければ、トラップの外し方をお伝えするか、専門対応が必要かを判断します。
自分で対処可能
ヘアキャッチャーの掃除で流れが改善した
日常的な汚れの蓄積です。月1回の掃除で予防できます。
自分で対処可能
トラップ清掃で流れが改善した
トラップ内の蓄積物を除去できました。トラップを元の位置に戻し、しっかりはめ直してください。
配管内部の清掃が必要
掃除しても流れが改善しない
排水管内部に原因があります。高圧洗浄が必要な場合があります。
やってはいけないこと
完全に詰まった状態で市販のパイプクリーナーを使う ── 効果がなく、管内に薬品が滞留して危険です。パイプクリーナーは「流れが悪い」段階で使うものです。

排水口から悪臭がする場合

1 最近、浴室を使っていない期間がありましたか?
長期間(1週間以上)使わないと、排水トラップに溜まっている水(封水)が蒸発します。封水がなくなると、下水の臭いが排水口から上がってきます
2 水を流してみてください
排水口に水を30秒ほど流し、封水を補充してください。これで臭いが消えるか確認します。
判断ポイント
排水口に水を30秒ほど流してみてください。臭いは消えましたか?
自分で対処可能
水を流したら臭いが消えた
封水切れが原因です。長期間使わない場合はたまに水を流してください。
トラップまたは配管の点検が必要
水を流しても臭いが消えない
排水トラップの破損や、配管の通気に問題がある可能性があります。

洗面所・洗濯機の判断フロー

洗面台の水漏れはキッチンと構造が似ています。洗濯機の排水トラブルは、排水口のトラップ掃除で解決する場合があります。

洗面台の蛇口から水が漏れる場合

1 蛇口のタイプを確認してください
ハンドルが2つ(お湯と水)→ 2ハンドル混合水栓
レバーが1つ → シングルレバー混合水栓
シャワーホース付き → 引き出し式水栓(ホース収納部に注意)
2 漏れている場所を確認してください
吐水口(先端)からか、付け根からか、壁・天板との接続部からか。シャワーホース付きの場合は、洗面台内部のホース収納部も確認してください。
3 きつく閉めると止まりますか?
ハンドルをいつもより強く閉めてみてください。止まる場合は劣化初期です。
判断ポイント
きつく閉めると止まりますか?
今すぐの修理は不要
きつく閉めると止まる
内部パッキンまたはカートリッジの劣化初期です。すぐの修理は不要ですが、放置すると悪化します。 → 放置するとどうなるか確認する
故障ではない可能性
シャワーホース付き水栓で、洗面台内部に水が溜まっている
ホースを引き出した後に、ホース表面の水が洗面台内に垂れている可能性があります。漏水ではなく水切れ不良の場合があります。使用後にホースの水気を拭くことで改善するか確認してください。
部品交換が必要
閉めても止まらない、または付け根・接続部から漏れている
蛇口内部の部品が劣化しています。分解して部品を交換する作業が必要です。
応急処置:洗面台下の止水栓を閉める
洗面台の下の扉を開けると、給水管に止水栓があります。ハンドル式またはマイナスドライバーで回すドライバー式があります。お湯側・水側で2つある場合は、漏れている側を閉めてください。

洗面台の下から水漏れが見つかった場合

1 洗面台下の扉を開けて確認してください
スマホのライトで照らして、どこから水が出ているかを確認してください。
2 漏れている場所を特定してください
排水トラップ(S字に曲がった管)の接続部からか
給水管・給湯管の接続部からか
排水ホースが外れているのか
3 漏れは常時ですか? 水を使ったときだけですか?
水を使ったときだけ漏れる → 排水系の問題。常時漏れている → 給水系の問題です。
判断ポイント
洗面台下を確認してください。どこから漏れていますか?
自分で対処可能
排水ホースが外れているだけ
排水ホースを排水口に差し直してください。テープ等で固定すると抜けにくくなります。
条件付きで対処可能
排水トラップの接続ナットが緩んでいる
手で締まるナットなら、時計回りに締めてください。工具は使わないでください。止まらない場合はパッキン劣化です。
修理が必要
給水管から常時漏れている / トラップ締め直しでも止まらない
パッキンの劣化、または配管接続部の問題が考えられます。止水栓を閉めて修理をご依頼ください。

洗濯機の排水がつまった・逆流する場合

1 排水ホースが排水口に入っていますか?
排水ホースが排水口から外れていないか確認してください。洗濯機を移動した後などに外れていることがあります。
2 排水口のトラップを確認してください
排水口のフタを外すと、筒状のトラップ部品があります。糸くず・髪の毛・洗剤カスが溜まっていませんか? トラップは反時計回りに回すと外れるタイプが多いです。
3 トラップを掃除して水を流してみてください
溜まったゴミを取り除き、トラップを元に戻してから水を流してみてください。
判断ポイント
排水ホースは排水口にちゃんと入っていますか?
排水口のトラップを掃除しましたか?
ホースを差し直して解決です
排水ホースが抜けないようにテープ等で固定してください。月1回の排水口掃除と、洗濯機の糸くずフィルター清掃も予防になります。
自分で対処可能
ホースが外れていた / トラップ掃除で改善した
排水ホースを差し直すか、トラップ清掃で解決しました。月1回の排水口掃除で予防できます。洗濯機の糸くずフィルターも定期的に清掃してください。
配管内部の清掃が必要
掃除しても改善しない / 逆流が続く
排水管内部に原因がある可能性があります。これ以上水を流すと床に逆流するリスクがあるため、洗濯機の使用を中止してください。

屋外・外回りの判断フロー

屋外のトラブルは「桝(ます)のつまり」と「敷地内の漏水」の2つが中心です。桝のつまりは自分で解消できる場合がありますが、敷地内の漏水はメーター確認が必要です。

桝(ます)があふれている・つまっている場合

1 桝のフタを開けてください
敷地内の地面にある丸いフタ(直径15〜25cm程度)です。マイナスドライバーでフタの縁をこじると開きます。汚れるのでゴム手袋を着用してください。
2 桝の中を見てください
水がいっぱいに溜まっている → 流れが止まっています
白い油脂の塊が固まっている → 油脂つまりです
木の根が侵入している → 根の除去が必要です
3 手袋をして上のゴミや油脂を取り除いてください
溜桝(ためます)の場合、底に溜まったゴミや油脂の塊を取り除くだけで流れが改善する場合があります。ビニール袋を用意して、取り除いたゴミを入れてください。
判断ポイント
桝のフタを開けて中のゴミ・油脂を取り除いてみましたか?
自分で対処可能
ゴミ・油脂を取り除いたら水が流れ始めた
桝内の蓄積が原因でした。年2〜3回、桝のフタを開けて掃除してください。キッチンの油脂を直接排水に流さないことが最も有効な予防です。
高圧洗浄が必要な場合があります
掃除しても水が引かない
桝より先の排水管内部につまりがあります。管内の清掃には高圧洗浄機が必要です。
根の除去と桝の修繕が必要
木の根が桝の中に侵入している
木の根が配管の継ぎ目から侵入しています。根の除去と、侵入箇所の修繕が必要です。放置すると配管が破損します。
桝の交換が必要
コンクリート桝が割れている・ずれている
桝本体が損傷しています。塩ビ桝への交換が必要な場合があります。

配管年数の注意:築30年以上のお宅では排水管が陶管の可能性があります。陶管にトーラーやジェッター(高圧洗浄)を使うと破損するリスクがあります。配管の素材が分からない場合は、桝内の手掃除にとどめてください。 → 築年数別のリスクを確認する

敷地内で水が湧いている・地面が常に湿っている場合

1 家の中の蛇口を全て閉めてください
キッチン・洗面所・浴室・トイレの止水栓も含め、水を使っている箇所を全て止めてください。洗濯機・食洗機が動いていないかも確認してください。
2 水道メーターのパイロットを確認してください
水道メーターのフタを開けると、メーター盤面に小さな回転するパーツ(パイロット)があります。全ての蛇口を閉めた状態でこのパイロットが回っていれば、敷地内のどこかで漏水が発生しています
3 お湯側か水側かを特定してください
給湯器の給水元栓を閉めてください。
パイロットが止まった → お湯側の漏水
まだ回っている → 水側の漏水(または両方)
判断ポイント
全ての蛇口を閉めた状態で水道メーターのパイロットを確認してください。回っていますか?
📖
水道局の管轄の可能性があります
メーターより上流(道路側)の漏水は水道局の管轄です。まず一次側・二次側の区別を確認してください。
🏢
管理会社に先に連絡してください
集合住宅の場合、共用部分の漏水は管理組合・管理会社の対応範囲です。
漏水の兆候なし
パイロットが回っていない
現時点で漏水の兆候はありません。雨水や結露、地下水位の上昇が原因の可能性があります。湧き水が続く場合は再度確認するか、ご相談ください。
漏水修理が必要
パイロットが回っている
敷地内で漏水が発生しています。元栓を閉めて被害拡大を止めてください。漏水箇所の特定と修理が必要です。
連絡先の確認が必要
メーターより道路側(上流側)で漏れている可能性がある
メーターより上流(道路側)の漏水は水道局の管轄です。一次側・二次側の区別で対応が変わります。 → 一次側・二次側を確認する
管理会社への連絡
マンション・アパートにお住まいの場合
集合住宅の場合、共用部分の漏水は管理組合・管理会社の対応範囲です。先に管理会社へ連絡してください。 → 賃貸・分譲の対応を確認する

給湯器の判断フロー

給湯器のトラブルは「お湯が出ない」と「本体からの水漏れ」に分かれます。ガスに関わるトラブルは安全上の注意が必要です。煤(すす)の跡がある場合は即使用中止してください。

お湯が出ない場合

1 水は出ますか?
蛇口を「水」側に回して確認してください。水は出るのにお湯だけ出ない場合は給湯器の問題です。水も出ない場合は止水栓・元栓の問題の可能性があります。
2 給湯器のリモコンを確認してください
リモコンにエラーコードが表示されていませんか? エラーコードが出ている場合は、そのコードをメモしてメーカーまたはガス会社に連絡してください。
3 ガスコンロは点きますか?
ガスコンロも点かない場合、ガスメーターが安全遮断されている可能性があります。ガスメーター横の復帰ボタンを押して3分待ってみてください。(復帰手順はメーターに記載されています)
判断ポイント
蛇口を「水」側に回してください。水は出ますか?
ガスコンロは点きますか?
ガスメーターの復帰ボタンを押して3分待ってみてください。お湯は出るようになりましたか?
給湯器のリモコンにエラー表示はありますか?
🔍
給水系の問題です
給湯器ではなく、給水の止水栓・元栓を確認してください。他の蛇口でも水が出ないか確認し、全箇所で出ない場合は断水の可能性もあります。
🔧
電気温水器のメーカーに連絡してください
オール電化の場合、電気温水器(エコキュート等)のメーカーサポートにご連絡ください。
復帰で解決
ガスメーター復帰でお湯が出るようになった
ガスメーターの安全装置が作動していました。地震の後などに自動遮断される仕組みです。繰り返し遮断される場合はガス漏れの可能性があるため、ガス会社にご連絡ください。
メーカーまたはガス会社へ連絡
エラー表示がある / 復帰してもお湯が出ない
給湯器本体の不具合が考えられます。ガス給湯器 → ガス会社電気温水器 → メーカーに連絡してください。 → 連絡先の判断を確認する
給水系の問題
水も出ない
給湯器ではなく、給水系の問題です。止水栓・元栓を確認してください。他の蛇口でも水が出ないか確認し、全箇所で出ない場合は断水の可能性もあります。

給湯器の寿命目安:設置から7年を超えると故障リスクが上昇します。10年を超えた給湯器は、部品供給が終了している場合があり、修理ではなく交換が必要になることがあります。

給湯器本体から水漏れがある場合

1 本体のどこから漏れていますか?
本体の下部からか、配管の接続部からか、本体内部から滴り落ちているか。
2 本体の外装に異常はありますか?
外装に錆がある → 内部からの漏水が進行している可能性
煤(すす)の跡がある不完全燃焼の恐れがあります。即使用を中止してください
判断ポイント
本体の外装に煤(すす)の跡はありますか?
⚠️
即使用中止してください
煤の跡は不完全燃焼の恐れがあります。一酸化炭素中毒のリスクがあるため、すぐに使用を中止してガス会社に連絡してください。
修理または交換が必要
給湯器本体からの水漏れ(全てのケース)
給湯器本体からの水漏れは、内部部品の劣化です。自分で対処できる範囲はありません。給湯器の給水元栓を閉めて(応急処置)、修理を依頼してください。
安全上の重要事項
煤(すす)の跡がある場合 ── 不完全燃焼の恐れがあります。即使用を中止し、ガス会社に連絡してください。一酸化炭素中毒のリスクがあります。

ガスの種類を確認してください ── 都市ガス(12A・13A表記)とプロパンガス(LPG表記)があります。取り違えると不完全燃焼の原因になります。判断がつかない場合は → 連絡先を確認する
応急処置:給水元栓を閉める
給湯器の下部にある給水元栓を時計回りに閉めてください。これで給湯器への給水が止まり、漏水が止まります。お湯は使えなくなりますが、水は通常通り使えます。
Your Situation

今の段階では、自分で対処できます。

もし状況が変わったら:
応急処置で止まらなかった → プロに頼む基準を確認
放置しても大丈夫か不安 → 放置リスクを確認

状況メモ(他社にも使えます)

最後に確認させてください。

回答内容によっては、より適切なご案内をお伝えします。

お住まいの都道府県を教えてください。

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ここまで読んで、こう思った方へ

このページは、修理を売るためのものではありません。
「判断を間違えない」ための整理だけをしています。

判断に迷いが残る場合、
写真を3枚送っていただければ、
「今やること」だけを短くお返しします。

訪問が必要な場合も、不要な場合も、
先にお伝えします。

写真を送って、今やることを聞く

※写真は3枚までで大丈夫です

状況メモ(LINEに貼り付けできます)

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ただし、ここまでの診断結果をまとめた「状況メモ」を作成しました。

お近くの水道業者にこのメモをそのままお見せいただければ、
状況の説明がスムーズになります。

水まわりトラブル 状況メモ

エリア外でも相談だけしたい方はこちら

どの場所でも共通する、
やってはいけない3つのこと

以下の3つは、場所や症状を問わず被害を拡大させる行為です。

01
見えない配管に無理に力を加えない
排水管に棒やワイヤーを入れる、便器を強く押すなどの行為は、配管を傷つけて被害を拡大させます。特に築20年以上の配管(鉄管)や築30年以上の配管(陶管)は脆くなっている可能性があり、力を加えると破損のリスクがあります。
02
完全に詰まった状態で薬品を流さない
市販のパイプクリーナーは「流れが悪い」段階で使うものです。完全に詰まった状態で薬品を流すと、管内に滞留して取り出せなくなります。作業員が後から対処する際にも、薬品が残留していると危険です。
03
原因が分からないまま分解しない
蛇口やトラップを分解して元に戻せなくなるケースが多発しています。分解には正しい手順と部品の知識が必要です。「外したら戻せない」場合、水が使えなくなります。

よくある質問

自分で対処するときに迷いやすいポイントをまとめました。

止水栓が固くて回らない場合はどうすればいいですか?
長期間操作していない止水栓は固着していることがあります。無理に回すとハンドルや軸が折れるリスクがあるため、力を入れても回らない場合はそこで中断してください。元栓(水道メーター横)を閉めて応急対応し、プロに相談することをお勧めします。
パッキン交換をしたのに漏れが止まらない場合は?
パッキンのサイズ違い、座面(パッキンが当たる面)の傷、またはバルブ本体の摩耗が考えられます。同じ作業を繰り返しても改善しない場合は、原因が別にある可能性が高いため、それ以上の分解は避けてください。
ラバーカップで詰まりが解消しない場合は?
ラバーカップが有効なのは、排水口から比較的近い位置の軽度な詰まりです。5〜6回試しても改善しない場合は、異物の噛み込みや配管の奥での堆積が原因の可能性があります。便器の脱着や高圧洗浄が必要になるケースのため、プロへの相談をお勧めします。
自分で修理してはいけないケースはありますか?
壁の中や床下からの漏水、ガス配管に近い箇所、電気温水器周辺、便器の脱着が必要なケースは DIY を避けてください。また、作業中に水量が増えた・異音がした場合は即座に止水して中断してください。
応急処置のあと、いつまで放置して大丈夫ですか?
止水栓を閉めて漏水が止まっている状態なら緊急性は下がりますが、その蛇口は使えない状態が続きます。根本原因は未解決のため、1週間以内を目安に対処を検討してください。集合住宅で下階への影響が懸念される場合は、より早い対応をお勧めします。

写真を送って、今やることを聞く。

「判断が難しい」「自分の状況がどれに当てはまるか分からない」場合は、写真を送ってください。状況を見て、今やるべきことをお伝えします。

※ 返信は確認でき次第。即返信は保証しません
※ 最終見積は現地確認後
※ 出張費 3,300円(税込)

このガイドについて

この記事は、水道トラブルの現場対応と住宅系サービスのWeb集客・SEO設計の両方を経験してきた実務者が執筆しています。

筆者は、一都三県対応の大手水道修理会社にて3年半にわたり現場業務に従事。トイレ・蛇口・排水・給湯まわりのトラブル対応を経験し、延べ50名以上の作業員の教育・指導に関与してきました。

このサイトの目的は「修理を売ること」ではなく、生活者が判断を間違えないための情報設計です。

記事責任:森本 崇寛(Solstice One合同会社)